camellia が詠う場所

詩を読みます。

作品番号 18 - 母への歌

傷つけるつもりはなかった
溜め込んだものを吐出した

傷つけるつもりはなかったのに
溜め込んだそれは傷つけたろう

今の僕には最大の理解者だ
それ故の吐露だったものか

彼の人を想う歌は多い
僕もそれらを捧げたい

なれどその歌達は過ぎ去った想い
その前に想いを届けられるものか

儚い想いを綴った歌達だ
伝えきれる想いではない

あれだけの歳月を一つの歌に
あれだけの想いを伝える為に

如何なる想いも伝わらなければ意味が無い
如何なる行いでその想いを伝えれば良いか

答えが出るものなら出ている筈だ
答えが出るなら存在しない歌達だ