camellia が詠う場所

詩を読みます。

作品番号 2 - 猫

その毛玉は呼びにくる
嬉しそうに呼びにくる

僕の周りを歩きながら
撫でろとねだりながら

目的地は台所
餌のある台所

無心に食べつつ振り返る
無心に飲みつつ振り返る

満足すれば行ってしまう
自由のまま行ってしまう

その在り方すら利用して
その見姿こそを利用して

その在り方を知りもせず
利用されると知りもせず

今日も嬉しそうに食べさせる
今日も嬉しそうに撫でまわす