camellia が詠う場所

詩を読みます。

作品番号 30 - 届かぬ気持ち

向ける気持ち
その幸を願って

受ける気持ち
その願いに気づくこともなく

向ける気持ち
その幸を願って

受ける気持ち
或いはその言動が幸を呼ばず

向ける気持ち
その幸を願って

受ける気持ち
或いはその言動こそ煩わしく

向ける気持ち
その幸を願って

受ける気持ち
或いは彼に不幸をさえ与える

向ける気持ち
その幸を願って

受ける気持ち
或いはそれに報いることなく

向ける気持ち
命の火は失われ

受ける気持ち
或いは返す気持ちは届かない